庶民のわたしにはあまり関係ないのかもしれませんが、それでも身近に「相続税」や「贈与税」についての話題を耳にする事があります。何となく昔から「相続税は高そうな感じ」という印象を持っているのですが、実際どうなんでしょうか。また混同しがちな「相続税」と「贈与税」の違いは何?などなど、基本的なことを調べて紹介しています。
相続税と贈与税の違い
相続税とは基本的には、『
相続が発生したときに遺産を受け継いだ人に課される』ものです。一方贈与税は、『
贈与者が生存しているときに、受贈者に財産を無償であげることを、お互いが了解した上で成り立つもの』を言います。
日本においては、相続税は『相続税法』に基づき課されます。同法には『相続税』と『贈与税』の2つの税目が規定されている。これは、贈与税が、相続税の補完税であることによる。相続税逃れを防ぐように規定されたのが贈与税であり、そのため贈与税の方が税率が高い。
ようは、「きちんと相続税を払いなさいよ」というメッセージが込められているわけです。
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相続税と税理士
相続税というのは結構厳しくて、「相続が開始したことを知った日の翌日から10ヶ月以内」に「現金」で納付しないといけません。難しい場合は延納や分割もあるようなのですが、原則は10ヶ月以内に現金納付になります。相続したものの、現金ではなく土地などの場合、その処分などを急いで行わないといけません。また納付書類の作成も必要です。とても素人にはできません。そんな時に強力なパートナーとなってくれるのが税理士さんです。
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世界各国の相続税について
アメリカでは一瞬「相続税廃止」が実現されましたが、オバマ政権になり再び相続税が復活しました。経済界からも様々な意見が出ているようですが、基本これからも相続税は続けられそうな雰囲気です。また欧州にも当然ながら相続税はあります。
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相続税・贈与税こぼれ話
過去の巨額「相続税脱税」「贈与税脱税」事件をご紹介します。
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